『鬼滅の刃』は面白がった人の勝ち②
3.アニメ版『鬼滅の刃』
ということで、アニメ版『鬼滅の刃』を視聴しました。
もはや、知らない人の方が少ないかも知れないですが、スタートのあらすじはこんな感じです。
時は大正時代、山で生活をする主人公・竈門炭治郎(かまど たんじろう)は、母と6人兄弟で暮らす長男。家族想いの炭治郎は働き者で、今日も冬の雪山から炭を売りにふもとの村まで一人ででかけるのだった。
夜になって山に戻ろうとするが、「夜は鬼が出る」と引き止められ、一泊してから帰ることにする炭治郎。
早朝、山を登り家に帰るが、そこで見たのは母と4人の弟妹の死体だった。
一人だけ妹禰󠄀豆子(ねずこ)の息があることを知り、背負って村に助けを求めようとする炭治郎だったが、途中、その禰󠄀豆子にいきなり襲われ、彼女が鬼になってしまったことを知る。
そこへ駆けつける剣士、冨岡義勇。彼は鬼狩りであり、鬼となった禰󠄀豆子を切ろうとするが、禰󠄀豆子をかばう炭治郎、そして富岡との対決で失神した炭治郎をかばう禰󠄀豆子の兄弟の絆に可能性を見出す。富岡は、鬼を人間に戻す道しるべとして、一人の男の名前を伝えその場を立ち去るのだった。
という流れで大体あっているかと思います。
非常にスムーズなストーリーの入りではないでしょうか。
登場人物の名前はちょっと難しくて覚えるのが大変ですが(笑)
さて、2話以降になるとこんなエピソードが続きます。
・富岡の薦めで育手「鱗滝左近次」のもとに訪れる。
・鱗滝左近次のもとで、鬼を殺す「鬼殺隊」入隊のための修行を行う。
・鬼殺隊入隊の「最終試験」に挑み合格、鬼狩りを開始する。
こう書くととんとん拍子に見えますが、どのエピソードも、一つ間違えば命を落とす、というギリギリの中でクリアしていく描写になっています。
主人公成長ものはこうでないと!、という部分をしっかり押さえている。
なるほど、よく出来ています。
うん、よく出来てます。
それなのに、
「思ったよりも・・・」
と感じてしまった自分がいる。
これが、私がアニメ版『鬼滅の刃』を途中まで見たときの、最初の感想でした。
な、なんか、もやっとする・・・
そう思った私は、今さらながら、周囲やネットの評判を見てみることにしたのです。
(つづく)