コミック『五等分の花嫁』を読んでみた⑪
12.でもやっぱり主人公に感情移入したい!
ということで、アニメからコミックへと進み、読み直しながら(でも単行本13巻までしか読んでない)、『五等分の花嫁』はこう読むと一層面白いのではないか、と妄想を連ねてみました。
私なりの楽しみ方を整理するとこんな感じです。
Level.1 ラブコメの勧め「とにかく五つ子を愛でよう!」
・この作品は、気持ちよく五つ子に感情移入し推しキャラを応援しやすいよう構成を工夫している。だから、めいっぱい五姉妹を愛でよう!
・風太郎との出会い、恋愛を通じた五つ子の成長物語がこの作品のテーマだ。
・ちょっと クサいフレーズを使うと「1/5だった女の子達が5/1の女性になる話」だ。
Level.2 ミステリーの勧め「花嫁が誰か推理しよう!」
・この作品はラブコメ風ミステリー。花嫁を推理するヒントはそこら中にある!
・第99話で作者からの「読者への挑戦状」が送りつけられる!
・少しでも気になった言葉、景色、表情があったらチェック。伏線は必ず回収される!
(以上、全部妄想)
うん、個人的には、これでかなりすっきりした感じです。
・・・
・・
・
・・・いや、
やっぱり、主人公に感情移入したい!(切実)
ということで、もう少しだけ続きます。
13.感動シーンを振り返ったり人物相関表を作って状況を把握してみる
さて、みなさんは、風太郎とは関係なく、この作品で感動したシーンはどこでしょうか?
結構な場面で、笑ったり、目頭が熱くなったり、共感したりしたと思います。
多分に漏れず、私もそうです。
読み返してみて、実際に感動したシーンを思い返してみると、何か主人公を取り巻くテーマにつながるヒントがありそうな気がします。
そして、もう一つ。
主要な登場人物を並べてみたら、見えてくるものがあるかも知れません。
登場人物一覧は、ミステリーを読み解くときにも必須ですし!
本当は人物相関図が作れれば一番よいのですが、なかなか骨が折れますので、表にして作ってみたいと思います。
さて、主要といえるメンバーはこんな感じでしょうか。
クラスメートをどこまで含めるか・・・
上杉風太郎
上杉らいは
上杉勇也
中野一花
中野二乃
中野三玖
中野四葉
中野五月
中野マルオ
江端
中野零奈
中野家祖父
下田
前田
武田祐輔
無堂先生
バイト先の店長
(※単行本13巻まで)
このくらいでしょうか?結構コンパクトですね。
では、これで人物相関表を作りつつ、感動シーンを読み返してきます!
(つづく)
※本記事で掲載されている画像は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しています。